実力テスト結果表
コード クラス 生徒名 国語 数学 英語 理科 社会 合計 平均 順位
94101*1 A組 岸辺. 40 26 60 78 42 246 49.2 3
94102*1 A組 工藤. 44 19 66 34 65 228 45.6 5
94103*1 A組 小島. 74 78 40 76 24 292 58.4 1
94104*1 A組 佐治. 62 48 31 82 67 290 58.0 2
95101*1 A組 青木. 10 25 49 58 87 229 45.8 4
上の結果表の中の、並べ替えをせずに、関数を使って、合計の最大の人の名前を求めるには、
match関数とindex関数を組み合わせて求めます。
検索するデータが入っている列が、検索する結果が入っている列の左側にある場合は、vlookup関数が使用できます。
しかし、この場合は、位置がなので、Vlookup関数は使用できません。
書式 MATCH検索値,検索範囲,検索方法
検索値検索する値を直接指定するか、値(文字や数値)が入力されているセルを指定
  
検索範囲:検索する範囲をセル範囲で指定
  
検索方法検索方法は以下のいずれかを指定
0 ::昇順、降順、順不同の値で、完全に一致する値の位置を求る。
 1、省略 :昇順に並んでいる値に対して、検索値に近い値の位置を求る。
-1 :降順に並んでいる値に対して、検索値に近い値の位置を求る。
意味:検索範囲の中で、で検索値が何番目の位置にあるかを求める関数
INDEX(配列行番号,列番号) … 配列形式
INDEX(範囲,行番号,列番号,領域番号) … セル範囲形式
配列:検索対象の範囲をセル範囲で指定
行番号:検索するセル範囲の中の行を指定
列番号::検索する範囲の中の列を指定
意味:検索する範囲の中で、指定された行、列の位置のセルの内容を求める関数
上の結果表の中の、並べ替えをせずに、関数を使って、合計の最大の人の名前を求めるには、
match関数を使用して、順位の列の中から「1」に該当する行番号を求めます。
index関数を使用して、生徒名の列の1列目、3行目をセルの内容を求めます。
→  この場合のmatchは、3の数値を返します。
この場合のindex関数は、小島.という文字を返します。
関数の入力
L列から、1の数値が何行目にあるかを求めます。
3   ←=MATCH(1,L5:L9)
C列の範囲から3行目1列目のセルの内容を求めます。
小島.   ←=INDEX(D5:D9,3,1)
この二つの関数を、まとめて一回で、「小島」を求めるには、
index関数の中にmatch関数を入れてしまいます。
     MATCH(1,L5:L9)
=INDEX(D5:D9,                             ,1)
すると、一つの計算式で一度で結果を求めることができます。
小島. ←=INDEX(D5:D9,MATCH(1,L5:L9),1)
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